思考でできる禁酒方法


「飲酒を辞めましょう。」

飲酒を辞めたい患者さんは、多くいらっしゃいます。

医師から、看護師から、栄養士から、
耳にタコができるくらい、
この言葉を聞かされているのではないでしょうか。

「そんな事、簡単にできたら、ここに来ないよ。」

そんな声を、毎日聞いています。

「絶対に飲ままい。」

そう宣言してしまう方は、
絶対に飲んでしまい、実はまた病院へ戻ってきます。

じゃ、どうしたらいいの?
そんな声が聞こえてきます。

ズバリ答えは、

お酒を飲むという意識をずらす。

です。

「あぁ・・・。また飲みたくなった・・・。」
「また飲んでしまったら・・・後悔するだろうな・・・。」
「ちょっとだけだったら、大丈夫かな・・・・」

これは、完全に意識はお酒に向いてしまっています。

なので、
「あぁ、また飲みたくなった・・・。」
の初期段階に、何か他の行動を起こすことです。

例えば、
ウォーキングをする、
筋肉トレーニングをする、
歌を歌う、
家の掃除をする、
本棚を整理する、

など、できれば体を使うようにして、
意識を他に向けさせ、
そこに集中させるようにします。


飲みたくなるは、
体の欲求なので、
できるだけ体を使います。

気を紛らわすだけじゃないか・・・。
また飲みたくなるのではないか・・・。

そうです。
また飲みたくなります。

そうしたら、
また意識的に他の事をするのです。

大きなことを成し遂げるのには、
毎日、1日の習慣です。

毎日、毎日、
お酒への思考をずらすことが、
禁酒の成功へ繋がります。

そして、もうひとつ。

お酒を飲めない環境を整えることです。

お酒を買い置きしない、
飲みに誘われても行かない理由を作る、
(ジムへ行くなど)

などです。

どんなに強いアスリートでも、
どんなに強い武道家でも、
どんなに大金持ちの起業家でも、

「絶対に、強くなるために、一人で頑張る!」

と勝ち続けてきた人は、
一人もいません。

ジムへ通ってトレーナーをつけたり、
道場で自分より強い人と練習したり、
他に企業で成功した例を学んだり、

自分をわざと逃げない環境に置いています。
それは、ひとつの成功のためです。


私も、今まで患者さんを助けたいとカッコばかりつけて、
何も行動を起こさないでいました。

ただ、毎日、決められたマニュアルどうりに、
栄養指導を行えば、お給料が振り込まれるからです。

日本は皆保険なので、
マニュアルどうりに医療を行えば、
保険が降りてくるので、
食べていくには困りません。

しかしそれだけでは、
助からない患者もいます。

きちんとブログを書いたり、
facebookを書いたりして、
病気にならない方法を
伝えていかなければいけないと考えています。

多分それが私が死ぬ時に後悔しない生き方だからです。

「もう少し、健康を大切にすればよかった。」
「自分のやりたいことをやらなかった。」
「人の役に立てなかった。」

死を宣告された時、
患者はやっと生きてきた意味を考えます。

私ももし明日死を宣告されたら、
発信しなかったことを後悔すると思います。

今私の逃げない環境を置くことは、
情報を発信するということです。

できるだけ、多くの患者に届いて、
救われる人がいればと思います。


















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