様々な角度から考える




東京で有名な糖尿病専門の病院で働いていました。
150gのご飯を量らなくても、
感覚でぴったり150gのご飯を量れるぐらい、
徹底的に食品の量、単位を叩き込まれました。
「これで、糖尿病患者を治せる栄養士になれる。」
そんな私が、妊娠糖尿病になり、
インスリン注射を打ちました。
暴飲暴食をしたわけでもなく、
お菓子を毎日たらふく食べていたわけでもなく、
毎日150gのご飯を3食食べて、
糖尿病になりました。
指先は血糖値を測るために刺した、
針穴の傷跡で硬くなり、
お腹の周りはインスリン注射の針跡で、
無数の赤い針穴の跡がありました。
今の栄養学、医学が間違っているとは言いません。
しかしそれだけでは、
助からない患者もいると言うことを、
身をもって実感しました。
それから他の栄養学も勉強しました。
東洋医学
アーユルベーダ、
ユニナ医学、
ゲルソン療法、
糖質制限など、
様々な療法で、病気を治している方々がいます。
一つのやり方にこだわらず、
様々な角度から療法を取り入れてみる。
ひとりひとり体が違うように、
その人に合う治療のやり方も、
全く違います。
だから、
この薬を飲み続けなければいけない。
この注射をずっと打たなければ死んでしまう。
医者に言われたことを、
そのままひとつの角度から見るのではなく、
他のやり方もある、
選択肢がある、
と言うことを、
わかってほしいです。

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